さあ始まりました温室計画記録!
これは雪国、北陸地方の冬を越えるべく戦った少年の戦記である。


規格

さあ、今年の冬を越えるべく作る温室。
まず必要条件を箇条書きする所から始まった。


T、保温性に優れること。
U、耐久性に優れること。
V、拡張性に優れること。
W、脱着性に優れること。


などがあげられた。

事細かに書き弄ったことを並べるなら、

T、保温性
例年までの発泡スチロール1枚(15mm)と言うのには限界があった


と言う去年の教訓を生かして今年は
スタイロフォームと発泡スチロールの併用
と言う形で保温性を確保した。

また、部分的には梱包用のプチプチで埋め、
ガムテ等で隙間を目張りする

という事で機密性も向上した。


U、耐久性
去年、一昨年と作った温室は強度不足に悩まされた(そもそも自分の使い方が荒い


コレばかりはどうにもならない。
ただ、あたりそうな部分は強度を確保できたのではなかろうか。

そして、棚の一番上に板を置いたことによって天井の破損が無いように。
そして作業効率なんかも確保できた。


V、拡張性


毎年毎年飼育数が増えていて、
毎年毎年温室の規模拡大ということをやってきた。
そのたびに断熱材等を購入と言う出費が必要で、、財布には非常に苦しい。

と言うことで、今年は大型、そしてさらに拡張性があるような設計にし、
来年、低出費1/3ほどの容量拡大が望める構造にした。


それがどれだけ難しかったか・・・・・


W、脱着性


当然ではあるが来年の夏は普通の棚として使用される。

と言うことで、簡単に脱着が可能な事を前提に考えたのだが、
なかなか適材が無かった。

という事でココは妥協。

ガムテで固定することにしたのだが、金属の棚には張り付いて苦労しそうだなぁ。
断熱材は綺麗に外れたのでヨシとする。

だが、コレでちょっと耐久性は落ちたのではなかろうか。。





あと、コレとは別に、
来年も使いたくなるような温室を作るという事を心がけた。。



製作


とりあえずホームセンターに出向いた。
発泡スチロールは去年の温室の残骸があるので助かった。

スタイロフォームについては若干コストが掛かったが、
許容範囲と言ったところだった。

結局、
スタイロフォーム 1820×910×20 を2枚780円2
発泡スチロール  1820×910×15 を1枚330円1

を購入
予算3000円だったので、結構浮いた。。



また、プレートヒーター「ピタリ適温」は去年、一昨年から2枚あったのでそれには困らなかった。


ちなみに一枚5000円×2枚


切り出し

やはり、切り出しはホームセンターでしようと思っていたのだが、

金取りやがるの。

却下ですね。


という事で家で切りました。

適当ですが、正確に計ったモノであればその大きさで切れます。
まぁ、僕は適当だったのでそれ相応のモノだったのですが。。


発泡スチロール、スイタイロフォームを切り出して貼り付けます。
2重にすれば保温性は大丈夫でしょう。

ちなみに僕はガムテで合わせました。

それを面の数だけ作って


まぁ出来たら次は貼り付け。

隙間は出来るだけ少なくなるように張り合わせましょう。



↑のような所はガムテて埋めました。

機密性up




難題


さて、切り出し、貼り付け作業を行いつつ難題が挙がりました。


どうにも扉の勝手が思い浮かばない。


観音開きにするには横の壁が近すぎ。
引き戸なんてもってのほかw


という事でココは妥協。

口頭で伝えられないので画像参照。



□後記


マジックテープという案あり。

機密性高いんだけど、取り付けに難アリ。。



まぁ完成


ぼちぼち完成したでしょう?

おっと、底を忘れずに。一番温度逃げていきますからね。。

まぁ、ソコソコいい感じなモノになったと想います。

清水の舞台から飛んだ甲斐はあったでしょうか?



とりあえず、試験運転。


ヒーターフル稼働で1時間ほど置きました。


廊下設置なので、24℃の外気温の中、

内部の最上部は32℃を記録。


ヒーターの置き場所なんかにも注意。

じゃないと蒸れで死にますよ(汗





エピローグ


なんだかんだで適当なレビューも終ります。(w

こんなんで参考になったでしょうか?


画像少なすぎですよね。ごめんなさい

まぁ、コレもガタ飼育の一環という事でアップしましたが、



参考までに。という事でupしたという事なので、
温室を作ったとしても↑のような戦果は必ずしも期待できるモノではないでしょう。
また、刃物等を使うので十分に注意し、自己責任でヤッテクダサイ



まぁ、質問は受けるケド、クレーム等は受けません。

たりめーだろぃ。




参考サイト

さばさんの虫を冷やす!構造上コレに順ずるモンが温室っす。

ケンさんのところの実験室温室や冷却装置等、参考までに

07/11/5